漢灘江ジオパーク

昨日、漢灘江ジオパーク交流協力員の方とジオパークの取り組みについてなどお話しをしました。

漢灘江ジオパークがどこに位置しているか。


出典:http://www.koreageoparks.kr/main.do

北朝鮮との軍事境界線に面している北のジオパーク(ハンタンガン)です。

漢灘江ジオパークにはアートバレーやハーブの森、柱状節理の立派な地形が点在しており美しい景観を保っています。

その形成は北朝鮮側にある自然も大きく関係しており両国がジオの目線で見ると同じ時間を共有している大きな存在同士であることが伺えます。

38度線を堺に切れてしまっているような形の漢灘江ジオパークですが、実は北朝鮮側にある白頭山の噴火など強い関係があるのだそうです。

ジオパークの歴史で言うと、38度線の時間は微々たるものです。人が作った線はこの土地には些細な線。
その線を挟んで2キロ圏内に地雷を仕込み、誰もが簡単に近づけないようにしてしまった。

でも展望台から覗いた先にいる向こうにいる人々は手を振ってくれるのだそうです。

武器には武器ではなく、愛情で立ち向かおうとする漢灘江ジオパークのみなさん。そのメンバーには日本人がいて、異国の地で人との堺は人がつくりだしたもの。だったら人が変えればいいじゃないかと訴えているのです。

脱北してくる人の辛さはよその土地からやって来たもの同士としてわかるそうです。
それでも彼女は今の自分の土地をほこりに思いたい。子ども達にそう思って欲しい。
そして38度線の向こうにいる人達にみんな同じ人間ではないかと届けたい。

その手段にジオパークが使われようとしている。

漢灘江ジオパークの大地は子ども達の将来のため、生きている人達のため、みんなが仲良く生活できるために一肌脱いでくれることになるのです。
ジオパークがこんな風に活躍することがあるのだと思うと驚きます。

人が作った問題ですが、この根深さをジオが仲裁しようとしてくれています。
ジオパークの活動は大地と人が手を組んで共に生きていることを力にするものです。
日本人の彼女はこのジオパーク活動の時間は短いそうですが、まるで土地の神様が選んで手をさしのべているような感じ。
そんな風に思いました。


漢灘江ジオパークのキャラクターです。


柱状節理をデザインしたバッグ
漢灘江ジオパークHP

Pocket
このエントリーを Google ブックマーク に追加
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA