ビジョンがあるってなんでしょう。

ジオパークの中にはたくさんの違った属性の人達がいます。

多様性と言う言葉をよく聞くようになりましたが生き物全てが持っているものです。

種の違いだけでなく、人の中にも属性の違いがあるのですから。

 

コミュニケーションが取れている状態とはどういう姿でしょう。

たくさん情報が交換されている状態だと理解されている方は多いと思います。

もちろんそうです。

私は男女参画(ジェンダー教育)というものを学び教育を受けていますが、その私達の中で言うコミュニケーションが取れている状態とはこういう状態です。

たったひとりでも「嫌だ」と言える空気があることです。

人はここで口を出さない方がいいだろうとか、罪ではない罪の「あいつはけしからん罪」というものを作ることがあります。
そういう無言の圧力の掛け合いを『同調の圧力』といいます。

ユネスコの事業の一つであるジェンダー教育とはいろいろプログラムがありますが、一番大事なことは『感情を知識として理解する』ということだと思います。

なぜその状態が起こったのかということ読む知識は、時には会議の場。時には親子。時には夫婦・・・そういうところで力を発揮します。そして何より自分が抱えたエネルギーについて気がつくのです。

 

冒頭の多様性ということを理解しているとはどういう状態でしょう。
私は困ったとき仲間に相談しました。自分がどう対処して良いのか分からなくなったとき私の仲間はいいました。
「歩幅が違うだけ。兵隊のようにあることがいいのでないんです。一歩の感覚がちがうだけ。それを先に行っててね後から行くからねって言える余裕があればいいだけ。でもゴールが同じならば同じ方を向いていることに違いはないんです」

これってジオパークの中ではとっても大切な感覚だと思うのです。

感情を知識で分析して多様性を説明されたようでした。
私はそれを自分が言われたことが嬉しくて感動しました。

それぞれの属性や環境に応じたビジョンが存在して当然なのです。

例えば自分が受験生だとします。
世界ジオパーク大学を受験する予定です。
そこで霧島ジオパーク塾へ通うことに決めました。
世界ジオパーク大学へ行くことに決めたのは、そこで得たことを人生に活かし残していく活動で生活が出来ると考えたからです。
それは自分自身の人生の話しですね。
霧島ジオパーク塾ではそのような仲間と出会い、お互いに協力したり勉強したりしながら次のステップアップを踏んでいきながら「同調の圧力が発生しにくいコミュニケーション」と「組織」、そしてお互いのエネルギーの基本を学びます。

では理想の形は一つでしょうか。

ビジョンを示されない場合、世界ジオパーク大学へ入学できないでしょうか。だれがそれぞれの人生の主人公でしょう。

霧島ジオパーク塾は受験勉強については教えてくれるでしょう。どういう課題が出る傾向があって、どういうところがパスしているのか傾向と対策を見せることはできるでしょう。

しかし塾で個人の人生のその先を示さなければならないでしょうか。

世界ジオパーク大学ではそれを考え、自分と相談し、行動できる力を身につけている人が入学できるのではないでしょうか。

 

ビジョンを訳すと「理想像。未来像。展望。見通し。」とでます。

それは誰かが決めてくれなければ待っていなければならないでしょうか。

きっと違いますね。子どもため、人間社会のためであればなおさらです。

 

ジオパークを上から降ってくるもののように考えては前に進めません。

ジオパークは土地と人間が手を組んでつくる愛情いっぱいのコミュニケーション術だと思います。

 

私はこの数年間、本当にたくさんの属性の方々とお話しして今さらながら気がついたことがあります。
それぞれ考えは違いますがジオのファンであることに間違いはないこと。
続けるためには泥臭い部分も必要なことがありますが、とにかくみんな違ってみんな良いのです。

多様性を理解すること。ぞれを持続可能な状態としてみるためにはこの人口減少の中、誰でも参加出来なければ消えてしまいます。均等と平等であることの違いは、ケーキを同じ量で分けるのか「あなたはどれくらい食べられますか?」と配慮するかの違いです。

ジオパークは平等を選ばなければ続かなくなるんです。

と、私はそう思います。

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